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留置場の生活の続きを書く。
朝の運動では看守さんや他の被疑者と世間話をする。もちろんこれからどうなるのかを相談したりもするが、看守さんも詳しくは何もわからない。 ここではタバコを二本だけ吸うことができる。誰も吸ってないけど。 運動が終れば、検察庁や裁判所へ行くか、署内で取調べを受けるか、どちらもなければ、房で一日中、本か新聞読むか、寝るかしかない。 取調べも一日中、椅子に座って同じようなことをより詳細に刑事さんに説明しなくてはならず、嘘はつかなくても、単純にわからないことや記憶の曖昧なことを深く追究されると困惑したし、ひどく疲れる。 といっても、刑事さんは、お昼休みも供述調書を作成し昼からも取調べだから、昼飯食べてごろごろしているほうが疲れたとはいえないけれど。 そんなかんじで、三日目あたりにお願いしていた国選弁護人にお会いできた。 留置場では時間制限なく、弁護士さんと面会ができる。かなり被疑者の権利が守られていると感じた。 弁護士さんにはしっかり話を聞いてくださり、熱心に取り組んでいただいた。 昼食は留置場なら仕出しの弁当。でも、検察庁や裁判所ならば、朝と同じパンとなりかなり辛い。 一応、お惣菜パンと菓子パンなので、まだいいけど。 検察庁では県内中の被疑者が集まり、四時か近く七人くらい座れる房で順番を待つため、いろんな話ができる。 ヤクザの方も居るけど、慣れているのか、なんとも明るくて元気だ。これから懲役何年だとか普通に話している。何をしたのか気になるがやはり聞きにくい。 意外と多かったのが、ストーカーだった。 あるひとは、元妻にクリスマスにケーキを送っただけなんだ!といっていた。 しかも三ヶ月も経って訴えられたみたいだ。 もちろん詳しくは知らないし女性は怖かったのかもしれないけど、それにしても・・・なんか極端な気がする。 あとは窃盗や、インターネットの罪の人などがいた。 留置場から拘置所へ移動されたり、さらに裁判で有罪なら刑務所にて長期間服役することになるが、本当に悪い人はどのくらい居るのだろう。 もちろんほとんど全員悪いことをしたのだろうけど。 刑務所はかなり以前から興味があった。どんなことをした人がどれくらいいて、どんな生活をしているのか。 確か沖縄のある女性実業家は、受刑者に仕事をさせ、双方に利益をもたらしたようだった。 つづく 今日の日記は、特になにもしていない。音楽聴いて本を読んで、図書館宛ての手紙を書いた。 今後どうするかだが、四月から滋賀県にて林業の仕事を手伝わせて頂けることになった。住まいは知人宅だが、馬と生活をされていて、本当は馬に乗せてもらうために行きたかったのだ。 自転車もいいけど馬に大八車を引かせてそこに水車型本棚を載せてみようかなとか考えていたが、まずは馬で一泊くらいの旅をしてみたかったのだ。 さあどうなるのか・・・ PR |
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