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【2024/04/24 05:29 】 |
ぷち修行
今朝、愛知県から大阪に帰ってきた。
丁度一週間、愛知県は豊田市の里山で過ごしたが、とてもいい経験が出来た。
今回は車中泊の予定で、深夜クルマを飛ばし、朝方豊田市の小原にある和紙のふるさと館に到着。そのまますぐに眠る。
寒さで起きたが、何をしてもサムい。炭でご飯を炊くために炭をガスで熱してたが、ガスタンクが寒さで力が出ない。。仕方なくガスで飯ごうを温める。が、やはり弱火すぎる。
ふと、目の前の畑をみると、枯れ木を燃やし始めた!砂漠で湖を見ているように羨む。とりあえず挨拶をして様子をみてみる。
いい人みたいだが、わりとそっけない。火は三メートル前で鮮やかに燃えているが、遮るように二メートルのところに柵がある。
寒さを紛らわすように体操をしてみたり、寒そうにしてみたが、無反応だ。。
言い出しにくいが、なんとか『火にあたっていいですか?』と尋ねた。
『いいよ』とそっけない返事。柵いっぱいまで身体を寄せて火に近づくとなんとも言えない心地よさが。
身体全体で火の熱を吸収する。血が元気に流れ、細胞も嬉しそうだ。 かなり、冷えきっていたみたいだ。 かなり遠慮しまくりながら、手を伸ばしていると、おじさんもようやく笑顔で『越えてこっちくりゃええじゃん。』と。
僕は素早く車内のぬるい飯ごうを取り、『こいつもいいですか汗』と情けなそうな笑顔をつくる。
おじさんは遠慮がちなくせにちゃっかりな僕に呆れたように『ええよ(笑)』といってくれた。
そのときの米の味は、すさまじい旨さで、涙が出そうになった。おかずもなにもないけど、大きな活力になったはずだ。
おじさんには正月に買って用意していた御菓子を渡してお礼をゆった。
おじさんとしては、そんなことしないでと思ったかもしれないし、他の人が困ってたらその人に返せばいんかもしれないけれど、その時の有り難い気持ちが収まらなかった。
初日の朝から、幸せいっぱいで、でも時間ぎりぎりで急いで紙漉き修行に走った。
写真は昼御飯。朝の残りご飯に、和紙の原料のこうぞを刈り取り中に見つけたこうぞキノコをもらえたので早速味噌汁にする。なめこみたいで美味い。 修行中らしい質素な食事。



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【2014/01/13 20:21 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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