週末はマクロヴィレッジにてクライマーの方のお世話をさせていただいた。
今回、宿泊していただいた方は岡山県から来られたということで、遠方よりのご来客に感謝しつつ、朝食は玉子やパンをストーブで焼き、ご一緒させていただいた。
特別なおもてなしはできなかったが、こちらも楽しく過ごせました。
今日は、小原にて昼から試食会の予行練習を。
まずは、こね鉢で、米粉をこね、自然薯の擦ったものをまぜ、カマドに蒸篭をのせ、まきで蒸す。
やはり手間なのは、カマドの湯沸かしで、これをまず一番最初にすべきだった。
途中から、湧き水を汲みに吉田の名水というところへ。
蒸篭で蒸すのは十五分くらい。火はしっかり通っているようで、前回、大阪で試しに、茹でた時とは、艶と張りが違い、ぷるぷるしている。この差はでかい!やはり茹でたものは粉っぽくイマイチというよりまずかった。茹で足りないのもあるかもだけど。
蒸した生地は、すぐに石臼へ移し、杵でつく。
が、生地が柔らかくて杵にくっつき、上手くいかない。団子作りの難しさはやはり固さ調整か。自然薯を入れたためだろうか。
軽めについたら、いよいよ丸めて串に刺す。
この作業も軟らかさゆえか串に刺して押すと生地が取り残されてしまう。
竹串、団子とも水に浸けることでいくらか解消され、コツを掴むと段々と上手くできた。
串に刺した団子は桧の生舟に並べて入れ、急いでタレを作る。タレも二回目で、まだまだで、とりあえず醤油、みりん、粗糖を鍋に入れ、七輪であっためる。
最初のほうは、醤油くさく、やはり少し煮るほうがいいみたいだった。
とにかく生地は軟らかいのを除けば絶品の旨さに。
今回はみたらしだけでなく、きな粉団子も作ってみたが、これのほうが、美味しかった! もう少し味を研究すれば、これは販売出来ると思った。
結果として、様々な課題がわかり、米粉一キロで四つ刺した串が三十本ほど出来た。そのうちの十三本は、隣の工場の方に一本五十円で買ってもらった。
初めて、自分のお店での収入のため、神棚に奉らせていただくため、とっておく。まだまだ商品としては未熟だが、本当に嬉しい。
屋台は、妥協せず魂を込めて作り上げることができた。これからは、団子作りに精進します。
今日は、現在の作業所の大家さんとそのお友達の方にお手伝いしていただき、全ての工程においてお世話になり、またアドバイスとして、愛想よく!や、とにかくおばさんを味方に(笑)、おばさんは一番沢山買ってくれるからと教えてくれた。
さすが、おばさんの商魂はすごい。ありがとうございました。
今週いっぱい、屋台の最終仕上げをし、週末は試食会となる。この時は、この地域の方もみえて、一本百円での販売となるため、下手なものは出せない。
いよいよ楽しくなってきた。来週は市役所へ露店営業許可の検査だ。大八車で二十キロ以上の道のりは、ほとんど冒険である。
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